オステオパシーと鍼・オステオパシーの基本概念2 本文へジャンプ 提供 
オステオパシーと鍼灸(大阪・高槻)
オステオパシー・鍼灸のげんき本舗治療院(大阪・高槻)

オステオパシーは、手技を持って行う医学です。ですが、ただ単に揉んだり押したりするのではなく、触診力を駆使し、解剖学的にあるいは生理学的にどのような変調が起こっているのかを判断し、身体の構造を正し、機能を正常にしていきます。
このページでは前のページで説明したオステオパシーの基本理念をさらに掘り下げて、どのような考えの元に治療をしていくのかを解説します。
実は、身体のどの部分に対して治療をする上でも、ここに書かれていることを理解して、なおかつ身体全体を見通して進めていかないと、本当のオステオパシー治療はできません。
そのため、オステオパシーを行うのには、高度な医学知識とともに優れた触診力が必要です。全く医学知識のない人がわずかな期間で習得できるものではありません。
ところが残念なことに、基本的なオステオパシーの概念すら知らずに、オステオパシーと標榜している人が多いのは大変残念なことです。

動きには、様々な方向があります。わかりやすいように一直線の方向の動きを見ると、右と左に行く動きがあります。たとえば、ある組織が下図のように左に曲がると、左にはより動きやすくなりますが、右には動きにくくなります。この状態を、オステオパシーでは、右側に制限Barrierがある状態であり(右に動かすと本来の限界点より手前に動きの制限ができている)、左側機能障害と呼びます。
左の図は、模式的なものですが、身体構造の基本原理のひとつを表しています。
ある部位がまっすぐな状態ですと(上図)左右どちらに圧力を加えても同じだけ動きます。つまり、左右どちらの方向にも、「ゆるみ」が同じだけあります。この状態を、オステオパシーでは体性機能障害がない状態と考えます。
ところが、下図のようにたとえば左方向にゆがみが生じたとき、多くの場合は、凸側に押す(図の場合は左側)方がよりゆるみが大きくなり、右側に押した場合は、すぐに動きの制限を感じます。つまり、ゆがんでいる方にゆるむのです。このような場合、ゆがんでいる方向、つまりゆるんでいる方向に機能障害があると考えます。右下図の場合、左方機能障害です。
左右に圧力を加えると、ふっとさえぎられて止まる地点があります。これをオステオパシーでは、生理学的限界といいます。さらに押すと、組織にさえぎられて絶対に動かない地点があります。これを解剖学的限界といいます。
右方向に動きの制限が生じた場合(多くは左にゆがんでいます)、中心となる天から生理学的限界までの距離が短くなります(下図)。このように動きが止まってしまう地点が制限Barrierです。
このような機能障害は、関節や骨だけではなく、神経や血管、リンパ管、筋膜、筋肉、内臓など、様々な器官や組織に現れます。
オステオパシーでは、いろいろな手技を用いて身体全体をひとつのユニットと考えながらこのような機能障害を改善し、解剖学的にも生理学的にも健やかな状態に戻すことを主眼とします。



では、具体的にはどのような手法で治療を行うのでしょうか。 
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